こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■ブラームスクラリネットソナタ第一番 op.120-1 で、クラリネットは松本健司、ピアノは横山幸雄NMLCD)。なかなかいい演奏。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第四番 op.18-4 で、演奏は東京Q(NML)。いい演奏。東京クァルテットというのはなかなかユニークなカルテットだな。内声部を日本人がやっていることと関係があるような気もする。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 (2CD) [日本語帯・解説付き輸入盤商品]

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ベートーヴェン交響曲第三番「英雄」op.55 で、指揮はクラウディオ・アバドベルリン・フィルハーモニー管弦楽団NML)。アバドのすばらしい演奏。アバドらしく自然体かつオーソドックスで、まあベートーヴェンなのだからもっと大見得を切ってもいいとは思うけれど、最高のクオリティであると思う。この曲はベートーヴェンがのちのちまで誇りにしていた傑作であり、彼の五本の指に入る代表作である。クラシック音楽を聴くのに仮に目標などというものがあるとすれば、この曲を自分なりに把握するのはその目標のひとつであるかも知れない。別に「人類の至宝」と言ったって、おかしくないのではないか。
Claudio Abbado: The Symphony Edition

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エロイカ交響曲の演奏として自分の印象に残っているのは、ブリュッヘン18世紀オーケストラのそれと、小澤征爾サイトウ・キネン・オーケストラのそれである。どちらもマジメで正面からの正攻法です。この曲には、そういう演奏が似合うと思っている。

ツイッターとか Tumblr でよく名言を集めている人がいるけれど、あれ、名言をいう人と集めている人ってたぶん重ならないよね。どうでもいいけれど。まあ、名言をいう人がすごいってわけではなくて、たぶんそういう人は名言のネタになる人を観測しただけなのだろうと思う。ほんとにすごい人はそういうどうでもいいことに意識がいかないのではないか。ってどうでもいいですね。

通院治療。あともう少し。


ネットニュースを見ていると日本終了という記事ばかりでうんざりする。確かにそれは事実だけれど、たぶんもう皆んな知っていることだし、誰も自分に関係あることとは思っていないのだから、もういいのではないか。いまだに日本終了を知らない人にそういうことを言ってもムダだし、意味ないと思う。僕は、日本が終了したのは2017年だと思う。別に2017年に何かあったわけではないけれど、そんな気がする。それへの対策というものもない。別に日本というシステム自体はまだほとんど崩壊していないけれど、まちがいなく徐々に崩壊していくし、問題はそれが止められないということだ。もちろん自分などにどうしたらよいのかなどわかるわけがない。世の中にはかしこい人たちがたくさんいるので、彼ら彼女らが何か考えるでしょう。まあ、そういう人たちがいちばん終了なのだけれどね。個人的に、皆んなやれることだけはやりましょう。とバカが言う。


NML で音楽を聴く。■リゲティ無伴奏チェロ・ソナタ、デュティユーの「ザッハーの名による3つのストロフ」、ヘンツェの「セレナード」、クラムのチェロ・ソナタ、ニコラ・バクリの組曲第四番 op.50 で、チェロはエマニュエル・ベルトラン(NML)。現代音楽の無伴奏チェロのための作品集。いやあ、力作揃いだなあ。まさしく NML で聴くのがぴったりのアルバムだ。あとで二枚目も聴こう。

Various: 20th Century Cello Wo

Various: 20th Century Cello Wo

 
何となく何もする気がしないので、AIZU ONLINE JUDGE をやっていたのだが、段々自力で解けなくなってきた。むずかしい。まあ自分はこのくらいのレヴェルかなという感じ。