手力雄神社のお祭り

祝日(みどりの日)。日曜日。晴。
昨晩は眠くて早く寝た。よく寝た。


ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.78 で、ヴァイオリンはヘンリク・シェリング、ピアノはアルトゥール・ルービンシュタイン。大家どうしの室内楽としては理想的な出来。両者とも心にくいまでに音楽のツボを心得ている。第一楽章がテープの編集の跡がはっきりしているのだけ残念。ルービンシュタインというピアニストは意外と(?)いい室内楽をする。ひとりで演奏しているとショー・マンなのに、室内楽では決してでしゃばらない。音楽をしっかりと支えている。


武満徹の「虹へ向かって、パルマ」で、ギターはディミトリー・イラリオノフ、指揮はファビオ・マストランジェロ。武満すばらしいなあ。


リゲティ弦楽四重奏曲第一番。演奏者たちは学生かな? レヴェルの高い演奏で堪能した。もはやリゲティは古典になっているのを感じる。充実した曲で、23分間が長い。

那加の手力雄神社のお祭りの日。朝、子供神輿が通りかかる。母が祝儀を渡した。

妹一家は間に合わなかったかなと思っていたら、ちょうど到着。ちゃんと見られたようだ。

皆んなで「珈琲工房ひぐち」北一色店にて昼食。食事もおいしかったし、ここはコーヒーがじつにおいしい。このあたりでは自分の知るかぎりいちばんのコーヒーである。
おいしいコーヒーを飲むと落ち着くな。

2時頃から手力雄神社で大人神輿を見る。

いったん伝統が途絶えていたせいなのか、ちょっと手際が悪かったようだった。それに、神輿はそんなに激しくぶつからない。かつてこれで死者が出て、そのために中止になったという経緯があるからであろう。でもまあ、あまりないイベントなのでおもしろかったことはおもしろかった。ただ、政治家の内容空疎なあいさつは必要ないだろう。何でこんなところに政治家が出てくるのだ?

夕食後、妹一家帰る。なかなか楽しゅうございました。