晴。
起きて精神の貧しさにゾッとする。まああんまり深刻になっても仕方がないので、ブログを巡ったり。皆んなそうだと思うけれど、yomunel さんの日記にほっとしたりする。なんだか俺、ブログばっかり見ているな。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第三十五番 K.379 で、ヴァイオリンはヴィクトリア・ムローヴァ、ピアノはチャールズ・アブラムービック。曲が短すぎて残念なくらい。この倍は音楽に浸っていたかった。ムローヴァはもう 60 近いのか。若手のイメージだったのに、年月の経つのは速いな。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第十七番 op.31-2 で、ピアノはフォルデシュ・アンドール。アンドル・フォルデスとも表記されるらしい。まるで知らないピアニストであるが、これに関していえばすばらしいベートーヴェンである。別に歴史に残る名演かどうかは知らないが、いわゆる「テンペスト」ってこんな曲ですよといいたい。いまでは old-fashioned なピアニズムであるが、自分としてはそれが好ましい感じである。それにしても知らないものだな。さて、ベートーヴェンは同時代的には難解な現代音楽であり、必ずしも人気がなかったとはよくいわれることであるし、いまでも一般的にはそうであろうが、当時でもベートーヴェンの音楽がたまらないカッコよく思われた聴衆はきっといたと思う。実際、ロマン派の音楽家たちはベートーヴェンがカッコよく思われすぎたくらいの人たちだった。自分はロックスターは知らないが、ベートーヴェンは自分にはいつまでもカッコいい。バカですね。
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図書館から借りてきた、ルキアノス『偽預言者アレクサンドロス』読了。
ルキアノス全集〈4〉偽預言者アレクサンドロス (西洋古典叢書)
- 作者: ルキアノス,内田次信,戸高和弘,渡辺浩司
- 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
- 発売日: 2013/02
- メディア: 単行本
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昼から県図書館。帰りにミスタードーナツ バロー市橋ショップに寄る。ホット・スイーツパイ りんごとチーズ+ブレンドコーヒー486円。外は雪がちらついていて、すきま風が冷たい。借りてきた『フィボナッチのうさぎ』を読む。一般向けの数学本で、高校生くらいでも読めそう。ちらりと中身を見て楽しそうだと思ったのだが、いい勘してた。どうやらプログラミングの題材にも使えそうで、あとを読むのが楽しみ。