松木武彦『縄文とケルト』

雨。

バッハのイギリス組曲第三番 BWV808 で、ピアノはアミール・カッツ。

ハイドン弦楽四重奏曲変ロ長調 op.76-4 で、演奏は Dover Quartet。好演。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十一番 op.95 で、演奏は Amphion Quartet。

松木武彦『縄文とケルト』読了。縄文とケルトの「比較考古学」ということで魅力的なアイデアであり、期待したが、中身はイギリスの古代遺跡の観光ガイドに毛が生えたようなものであった。縄文の話は少しだし、「比較考古学」的な話題も多少の思いつき程度のものである。まあ何も得るものはないということはなかったが、ちょっと肩すかしだった。自分が期待しすぎたのかも知れない。なお、著者は読者が無知であると仮定しているようで、口調も心なしかエラそうな感じがした。御参考までに。