曇。
リセット(?)して頭がバカになって何にも考えられないにゃあ。
五十嵐太郎『日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか』読了。五十嵐先生にしてはいやにキャッチーな題だな。日本の建築家スゲーって本。個性個性個性、奇抜な建築が世界を覆っていく。自分の住むところはこんな風になりませんように。でも、今風の「個性的な」シャレオツ住宅は近所にどんどん増えていっているのだ。自然との調和も何もないが、まあ風景自体が壊れていっているからなあ。保守的かつ田舎者かつ時代遅れのひきこもりおっさんニートにはさみしいことである。
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ブログ「古本屋ツアー・イン・ジャパン」を読んでいたら、某零細出版社が左川ちかの詩集を出すというニュースを知る。「古ツア」さんもグラフィックを担当されているらしい。かなり高価だが、買えない値段ではない。うーん、欲しいことは欲しいが、僕のような者がもっていてはいけない貴重な企画であることは間違いないし、どうしようか…。それにしても、左川ちかはマイナー詩人ではあるが、中身があれば間歇的に出版する人が出てくるものだなあ。そういう意味では、出版の魂というのはまだ失われていないと言っていいのかも知れない。
http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/450195545.html