RubyPico で遊ぶ

曇。

モーツァルトのピアノ協奏曲第十八番 K.456 で、ピアノはスヴャトスラフ・リヒテル、指揮はルドルフ・バルシャイ。1994 Live. この曲が好きになったのはさほど前のことではない。モーツァルトにはどこか本気を出すことを諦めているようなところがあるというのは吉田秀和さんの仰るところだが、この曲はかなり本気を出しているように自分には思われる。特に第二楽章や終楽章の短調に転調する部分など。演奏は、高齢にもかかわらずリヒテルはやはりすばらしい。無心で弾いているかのようだ。バルシャイも好サポート。日本でのライブ映像である。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第七番 op.59-1 で、演奏はアメリカンSQ。自分にはよくわからないな。聴衆の反応はいいのだが。

昼から県営プール。更衣室へ入ったらえらくゴツい兄ちゃんたちがいたので何かと思ったら、消防の人たちらしかった。たぶん若い人たち(20代だと思う)の訓練なのだろう。ガンガン泳いでいた。教官はたぶん自分と同じくらいの歳かと見えたが、見事に引き締まった身体でほーっと思った。いざとなったら体力頼みの仕事だからな。キビシイ顔つきだったね。
散歩してきた。



このあたりが市街化区域になってから、新しい住宅が雨後の筍のように出来るな。段々自分の故郷じゃなくなっていくかのようだ。過疎よりいいと思わないといけないのか知らん。
こちらの散歩写真もどうぞ。

まつもとさんの tweet を見ていたら、Ruby のえらい人たちは Ruby の将来を非常にシビアな目で見ているのだなと驚いた。PHP が使われなくなりだした(という兆候があるだけですよ)のを、他山の石とするような感じ。同じスクリプト言語でライバルの Python の勢いが猛烈だし。けれども、よくわからない素人からすると、Ruby みたいな書いていて楽しい、かつ優れた言語は、他に滅多にないと思うのだが。まあそんなのは素人の主観にすぎないわけですけれど。ただ、誰かの tweet にあったけれど、Ruby の上位互換、つまり Ruby の機能を備えてさらに優れた言語が登場したら危機というのは、それはそうなのだけれどね。実際 Ruby 自体が better Perl として使われてきた経緯があるし。むずかしいなあ。
iOS のアプリである RubyPico で遊んでいたらあっという間に明け方に。RubyPico は iOS で mruby(組み込み用軽量 Ruby)を走らせることのできるアプリで、なかなかよくできている。ものの試しに以前 Ruby で書いた、単純なじゃんけんゲームのコードを多少手直ししたら走ったので(参照)、おもしろくなって色いろ調べてしまった。いや、おもしろいですね、RubyPico。mruby にも興味津々。サイズがとても小さいので、色んな可能性がありそうである。ふつうに PC でも動くようなので、とりあえず環境を作ってみるかな。
RubyPico で iOS アプリが作れるくらいまでいくとすごいのだけれどな。今でも相当に頑張っているから。iOSAPI ってどういう風に叩くのか知らん。Ruby 好きで iPhoneiPad をもっている人は、RubyPico おすすめですよ。