長嶋有『もう生まれたくない』

晴。
早起き。精神が異様に貧しい感じ。


ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十五番 op.132 で、演奏はエベーヌQ。すばらしい演奏。


ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第十五番 op.144。録音があまりよくないのだけが残念だ。

北朝鮮が水爆の開発に成功した可能性がある。事ここに至ろうとはさすがに自分も予想していなかったが、これでとにかくこれまでの制裁制裁で突き進んできた国際社会の対応が失敗であったことが判明した。そして彼らは同じ方向性、つまりさらに強化された制裁で対応しようとしている。まあそれしかないのかもしれないが、それが成功するかはわからない。というか、それが「失敗」するとはどういうことなのか。北朝鮮が望んでいるのはアメリカが無条件で交渉のテーブルに就くことであるそうだが、自分などにはなぜそうできないのかわからない。まあ素人考えということなのであろう。いずれにせよ、人間のどうしようもない愚かしさがまた露呈した。そういう意味では、特に驚くべきことではないのかも知れない。

昼過ぎ、ミスタードーナツ各務原中央ショップ。柳田國男を読む。

夜、車内の BGM を入れている SDカードにさらに曲を追加する。新たにだいぶ入れたぞ。

図書館から借りてきた、長嶋有『もう生まれたくない』読了。特に何ということもない。本書では(そこそこ)有名な人たちの実際の死が、ただ登場人物たちの会話においてなど、散りばめられている。例えばスティーブ・ジョブズ、例えばダイアナ妃、例えば坂井泉水。どうということもない。また、叙述の視点である登場人物が突然ころころ替わる。これもどうということはない。展開も起伏がない。というように、著者はただダラダラとした小説が書きたかったと思しい。それは実現されたと思う。

もう生まれたくない

もう生まれたくない

しかし、何が「もう生まれたくない」のかね。よくわからない。

OpenGL で 5種類の正多面体を回転させてみました。正4面体、正8面体、正6面体、正12面体、正20面体のすべてが順に回転します。

OpenGL で正多面体を回転させてみる(Ruby) - Camera Obscura