牧村憲一『「ヒットソング」の作りかた』/ルドルフ・シュタイナー『ニーチェ みずからの時代と闘う者』

晴。
昼から仕事。
生命は物質がないと、集中して存在できないのではないか。

牧村憲一『「ヒットソング」の作りかた』読了。副題「大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち」。ブログ「本はねころんで」にて教えられた本。小学生のときから山下達郎を聴いてきた自分には、どうしても読まねばならない本だった。ひっそりとマイナーな新書レーベルから出た本なので、情弱の自分は偶然教えられなければ読まずにしまったかもしれない(「本はねころんで」様、ありがとうございます)。貪るように一気に読み終えた。中身については自分は何も知るところはなく、殆どが未知の情報だった。なるほどと思わずにはいられなかった。ただ、何だかまったくわからないのだが、どうも納得できない気分が残る…。何だろう、これは。結局著者の伝えたかったことは何なのだろう。歴史を見てきた者の記録ということであろうか。うーん。

僕はいい音楽本を読むと猛烈に音楽が聴きたくなってくるのだが、本書を読み終えても、大滝詠一山下達郎大貫妙子細野晴臣坂本龍一も特に聴きたくならない。という自分がおかしいのか…。(あわてて追記しておくと、これらのミュージシャンは自分が長らく繰り返し聴いてきた人たちです。)

SexyCyborg様インタビュー(というか独演会)記録 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
わははは、山形浩生大先生、ひさしぶりにブログでアホなことやっている! これは楽しい。しかし Ruby を日本人が作ったというのが、意外とアジア人のプライドをくすぐるってのはおもしろい。やっぱり Matz は偉大であったか。
 それはそうと、梶谷懐先生のブログや著書くらいでしか知らないのだが(情弱)、深圳の maker っていうのはいまやすごいのだな。もう日本の大企業は終わりかけているのか、まあそれはよく知らないが、いまやアジアを代表するテクノポリスというのはここなのかも。

ルドルフ・シュタイナーニーチェ みずからの時代と闘う者』読了。