酒井順子&関川夏央&原武史『鉄道旅へ行ってきます』

日曜日。晴。
mathnb さんの出題された陰関数のグラフを Python で描く(参照)。

ハート型ですね。式は
 
    
です。

昼食はモスバーガーのドライブスルーで。とびきりチーズ+スパイシーモス+ポテトS。
夕方までベッドの上でごろごろしていた。何もしないってすばらしい。
mathnb さんがよく「双対曲線を求めよ」って仰るのだが、自分は無知なので双対曲線ってよく知らない。そもそも、射影幾何学自体をよく知らないので。でまあぐぐってみたのだが、日本語ではあまりよい説明がないね(何だかとてつもなく面倒くさいことはわかった。手計算では無理とか書いてあるぞ)。ああ、また英語か、そのうち dual curve でぐぐって勉強してみます、ねん。

図書館から借りてきた、酒井順子関川夏央原武史『鉄道旅へ行ってきます』読了。母から廻してもらったのだが、そもそも自分が教えた本である(笑)。鉄道好きで知られる三人が、列車に乗っておしゃべりするだけの内容で、まことに楽しく読めた。関川さんはもとより自分の好きな文学者であるが、本書に多数載せてある三人の写真を見ても関川夏央はじつにしょぼくれた冴えない感じのオヤジで、まさしく著書を読んでいて思い描いていたイメージそのままであった。本書でもあいかわらずひねくれたことを言っていて、じつにいい。まったく、これなら誰も海千山千の喰えない文学者だとは気づくまい。原武史は学者らしいというか、薀蓄がうるさい。酒井順子はこれまであまりよく知らなかったが、僕よりちょっとだけ上のおばさんであるけれども、写真を見るとどれもなかなかチャーミングである。車中でよく寝る。色いろおもしろかった理由を力説したくもあるが、どうせバカバカしいので止めておこう。大人たちの無償の遊び(まあ原稿料はもらうわけだが)はいいなと思った。本書の最後にはそれぞれのひとり旅も収録されているけれど、三人での方がずっとおもしろかったのだった。

鉄道旅へ行ってきます

鉄道旅へ行ってきます


もうひとつ mathnb さんが描けというグラフも Python で書いてみました。出典はここだそうです。

これが最初のハート型に包含されることを示せということですが、そんなこと知らないよ。そうしたことができるのですねえ。ちなみに式は
  
です。