Swift 導入遊び

晴。久しぶりにさわやかな好天。秋空という感じ。
音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第八番 op.59-2(ゲヴァントハウスQ、参照)。これを聴いていると何だか感覚が麻痺してくる。ベートーヴェン、ああ悪くないねみたいな感じ。本当はこの曲、個人的にベートーヴェン弦楽四重奏曲の中でもっとも偏愛する曲であり、魂の慄えなくしては聴けないのであるが、ここではもう心は凍りついたまま。終楽章など、何とお上品なリズムだろう。もっと腹に力を込めて弾けやとでも言いたくなるが、じつはこのBOX、アマゾンのレヴューでは絶賛の嵐なのであった。ま、僕がおかしいのか、少数派なのはいつものことである。安いBOXだから、皆さん聴いてみて下さい。■ハイドンピアノ三重奏曲ト短調 Hob.XV-1 (トリオ1790、参照)。まったくハイドンにはいくらでもいい曲があるな。量がありすぎて聴き尽くすとか無理。

科学技術計算などの分野では RubyPython の足元にも及ばないのだが、@domitry さんとか若いすんごい人たちが頑張っているので、Ruby もおもしろいことになっている。まあ、方向性は Python の追っかけなので、Python がさすがということなわけだが。こういうところが Ruby も人気言語ゆえ活発で楽しいなあということはやはりある。でも僕は、Ruby が将来それほど人気言語でなくなってもやるような気がするけれど。特にいまなのだが、Ruby でコードを書いているとすごく気持ちがいい。初心者でも自己満足できる(笑)。Python ももっとやりたいが、それよりも Swift にかなり興味がある(環境を作り直した)。これ、いい言語っぽい。あのある意味たいへん自分勝手な Apple の作った言語というのが気になるが、一応 Linux でも使えるようになったし。しかしどこまで使えるのかなあ。自分としては端末入出力以外に、とりあえずファイル操作、Web、できればグラフック(GUI)、それに C との連携(後記:よく考えたらこれは無意味)あたりができれば満足なのですけれど(Ruby と連携できないかな。無理だろうな)。というかそれ以上は自分のスキルでは無理(笑)。面倒なのでまだ調べていないけれど、そのうち調べたい。
そういや誰かが Python: readable, Ruby: elegant って(冗談で)書いていたけれど、Python vs Ruby はよくあるネタだよね。世界的な人気度では完全に Python の圧勝だけれど。
Ruby は小学生でも使えるサブマシンガンと(苦々しげに)書いている人がいたけれど、それくらい Ruby は強力(すぎる)ということ。その人は「Ruby しか使えない困ったプログラマ続出」なんて言い方をしていたな。Ruby はよくこんな風に言われます。あと、定番なのが「Ruby は遅い」。これもよく言われる。

今日は半日 Linux 上の Swift について調べていたのだが(参照)、Mac 文化にまったく通暁していない初心者プログラマとしては、ちょっとレヴェルを超えていることが多いなあと感じる。標準ライブラリとしては Glibc を使うわけだけれども、これの正体が Darwin 同様というだけでサッパリわからない。だから Darwin を調べないといけないわけだが、そこでちょっと疲れた感じ。とりあえずこことかここを読んだりする。Apple 公式ブログではここだな。とりあえず Glibc で何がサポートされているのか知りたいのですが。
試しにやってみる。

$ swift
Welcome to Swift version 3.0 (swift-3.0-RELEASE). Type :help for assistance.
  1> import Glibc
  2> import Foundation
  3> import libdispatch
error: repl.swift:3:8: error: no such module 'libdispatch'
import libdispatch
       ^


  3> import XCTest

ということで、libdispatch 以外は import できてしまったぞ。うーん、怪しげだ…。
自分を開く。