休日(秋分の日)。雨。
はてなダイアリーのカスタマイズに興味が湧いて明け方まで遊んでいたので、すごく寝坊する。こんなことばかりやっていますね。
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- 作者: 杉浦光夫
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1980/03/31
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しかし『解析入門』は要するに微積分の本なのだけれど、どうもこう恐ろしく細密膨大なことになっている。どこが「入門」だ。大学に入ったらこれを読んどけみたいな学校も(極稀に)あるらしいが、どういうことかね。
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今日は昼から長いあいだ仕事。
『解析入門』、始めの方、第一章から第二章あたりを眺めながら、本に書き込みを入れている。ものすごく展開が厳密で、ここまでされるとスッキリ気持ちがいい。最初から多変数が視野に入れてあって、そのための伏線が色いろ周到に用意されている。じつにおもしろいです。本格的に解析を勉強するなら、この本はやはり座右に置きたい。しかし、高校数学からいきなりこれは、たぶん無理だと思う。位相空間論などもやっておいてから、読んだ方がよくわかるにちがいない。
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大栗博司先生のブログで、先生が学生のとき、場の量子論の勉強をしたことについて書いておられる続きものの記事を見つけた。大栗先生は世界的に活躍されている本当に優秀な物理学者で、じつは高校も大学も(学部まで)自分の先輩であり、自分が高校生の頃は将来こんな人物になりたかったのではないかと思う。まあ才能がまったくちがうわけで、それもまたよしであるが、若い優秀な人は先生のブログを読まれるのもよいかと思う。これがまたいいブログなのだ。是非。
そういや僕は学生のときあんまり勉強しなかったなあ。おかしな勉強ばりしていたっけ。気ままなものだった。
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「Ruby作者まつもとゆきひろ氏2万字インタビュー(後篇)」掲載されていた。いや、おもしろいなあ。この記事とはあまり関係がないけれど、思うに、僕みたいに独学初心者プログラマの少ない地方人とかで、孤立している独習プログラマが頼れるような楽しい場所って、ネット上でも何でもいいからないのかな。僕はプログラミングってすごくおもしろいと思うのだけれど、ネットブラウズとかゲームだけみたいな人には、プログラミングは敷居が高すぎるのだよね。2chなんかはちょっと引くしなあ。
僕なんかはただの初心者だけれど、プログラミングその他で聞きたいことがもしも仮にひょっとしてありえぬけれどいやもうあれば、コメント欄にでもどんどん書いてみて下さい(こっちのブログでもいいです)。「解決法→わかりません」になるかも知れませんが(笑)。
上のインタビューでまつもとさんが、「僕の変数ってすごく短いんですよ。一文字の変数とかやたら出てきたりして」と仰るのに師よ!って言いたくなった。まあレヴェルが(初心者と名人の)ちがうけれど、僕もよくないのかなーと思いつつ短い名前の変数をよく使う(というか、すぐ「死ぬ」変数は短い、「しぶとく長生きする」変数は長い名前をつけるようにしている)ので、嬉しゅうございました。それから、コメントを書かないとわからないようなコードはなるべく書かないとか。何だか肯定された気分でウレシイ。