大晦日

晴。
どれだけでも眠れる。十一時間くらい寝た。たくさん見た夢もだいぶ覚えている。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十四番 K.491(内田光子、テイト、参照)。■ブラームスドイツ・レクイエム op.45 (ジョン・エリオット・ガーディナー)。大晦日に何を聴こうかなというので、「ドイツ・レクイエム」を選んだ。これは、「ドイツ語によるレクイエム」という意味だと思う。ブラームスとしてはまだ若い頃の作品。ガーディナーの指揮はいつもながらレヴェルの高いもので、充分に満足した。ここには書かないけれど、聴いていて色いろ考えていた。

ブラームス:ドイツ・レクイエム

ブラームス:ドイツ・レクイエム


年越しそばを買いに柳ケ瀬近くの店へ。ウチの近くではないのだが、例年のことなので。老舗の富士屋精肉店の前には、今年も行列ができていた。軽く二十人はいる。皆んな、松阪牛飛騨牛か何かを買いにきているのだろう。老舗が頑張っているのを見るのは悪い気分ではない。
40分くらい紅白を観て、あとはカフカを読む。両親は下で続けて紅白を観ているが、母などは語るような曲ばかりで、メロディがないと文句を云っていた。こちらは、「家長の心配」でも「父の気がかり」でもいいが、いくら何でも「お父さんは心配なんだよ」はないだろうなどと思う。しかし、久しぶりのカフカはじつにおもしろい。ちょっとしんどいが。

ブログの書き方を少しづつ変えていこうかなと思う。本当は過去の記事をすっぱり消してしまいたい気もするのだが、それもまた執着だと思うのでしない。まあ、どうするかわからないけれど、何だか過去記事が嫌な感じがするので。
とりあえず、これまでブログを読んで下さった方々、ありがとうございました。まだ書くつもりはあるので、来年もよろしくお願いします。