大森荘蔵『思考と論理』

晴。夕方、時雨れる。
昨晩は寒かった。布団を厚いのに替えた。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第十一番 K.413(内田光子、テイト、参照)。■■ベートーヴェンヘンデル『ユダ・マカベウス』の「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲、モーツァルト魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲、モーツァルト魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 op.66 (デュ・プレ、バレンボイム参照)。■ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45 (アシュケナージ参照)。すごい迫力。■C.P.E.バッハソナタ変ホ長調 H.50 (ダニエル・ドライヴァー、参照)。C.P.E.バッハはもっと聴かないと済まない。じつにおもしろい。■ブラームス:二重協奏曲 op.102 (パールマンロストロポーヴィチハイティンク参照)。ソリストたちも指揮者もレヴェルの高い演奏。どうしてこの曲がわかりにくいと思っていたのかな。名曲じゃないか。■ヴァヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」〜第三番「秋」(チョン・キョンファ、セント・ルークス室内合奏団、参照)。■■シューマン:ピアノ・ソナタ第二番 op.22、四つの夜曲 op.23、三つの幻想的小曲 op.111、暁の歌 op.133 (ル・サージュ、参照)。シューマンの幻想が十二分に表現されている。レヴェルの高い演奏。■シューマン:詩人の恋 op.48 (フリッツ・ヴンダーリヒ、フーベルト・ギーゼン)。どうしてシューマンは、結婚前にこんな曲を書いたのかな。それにしても冒頭の「美しい五月に」は名曲だよね。詩はハイネだし。

シューマン:詩人の恋

シューマン:詩人の恋


Linux の音楽プレーヤーを聴き比べる。音楽プレーヤーによってこれほど音質の差があるというのはちょっと意外だ。昨晩 AlsaPlayer を発見したのだが、これはナチュラルな感じでとてもいい。もう Windows Media Player には戻れないような気分だが、こういうのってどれくらい客観性があるのかわからない。ピアノの音など、かなり好みがあるからだ。他は Audacious というのが好みの音であるのを発見。Clementine は操作が便利だが、音はいまひとつ好みでない。イコライザを使ってみたが、やはりなかなか自然な音にするのはむずかしいね。ということで、いまのところは、AlsaPlayer か Audacious を使おうかなと。
県営プール。
結局イコライザで調整した Clementine を使っている。なかなかうまく調整できたし、何と云っても Clementine は便利。ただ、この音に慣れるまでしばらく時間がかかりそう。

大森荘蔵『思考と論理』読了。