こともなし

曇。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第六番 K.238(内田光子ジェフリー・テイト参照)。■ヴァヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」〜第一番「春」、第二番「夏」(チョン・キョンファ、セント・ルークス室内合奏団、参照)。この曲集はそれこそ 30年ぶりくらいに聴いたのではないか。かなわん。BGMとして聴く。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第四番 op.58 (ケンプ、ケンペン、参照)。ケンプはどうやら歴史上十本の指に入るピアニストなのではないか。どうもそんな気がする。録音はそんなに悪い音ではないのだけれど、デジタル録音だったらなあと思う。すごくきれいな、吹き抜けたピアノの音なのだよね。

高島屋で靴を買う。
ちょっと調子がよくない。しばらく時間がかかりそう。
何だか自分の頭の悪さに呆れている。もうちょっと頭をよくしたいね。
昨日、吉増剛造堀江敏幸各務原に来て、中央図書館で小島信夫について語ったらしいな。まったく知らなかった。吉増剛造なら、ちょっと聞いてみたかった気がする。小島信夫は、一応各務原の出身なのだよね。あんまり関係ない気がするけれど。まあ、『美濃』という題の小説もあることはある。それとは関係なく、小島信夫は読まないといけない。まだまだだなあ。
各務原市は「本の街」ということになっているのだが、本屋が潰れまくってカルコスくらいしかまともなのは残っていない。イオンのしょぼい全国チェーンには行く気がしないし。BOOK OFF以外、古本屋もないと云ってよい。それはまあここだけの話ではないので、特に何ということもないのではあるが。カルコスは奇跡的である。ここがいつまでやっていけるか、何とか応援したいし、自分などには切実である。ありがたし。