常盤新平『天命を待ちながら』

2015年晩秋_104休日(勤労感謝の日)。雨という予報だったのに晴れた。昼から曇。
よく寝た。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第五番 K.175 (内田光子ジェフリー・テイト)。頭の中で反復しているフレーズがあって、確かモーツァルトのピアノ協奏曲のどこかだと思っていたら、この曲の終楽章がドンピシャだった。内田光子は立派だが、多少息苦しくないこともない。テイトはふつう。

Mitsuko UChida - Mozart Piano Concertos

Mitsuko UChida - Mozart Piano Concertos

バルトーク:ピアノ協奏曲第一番 Sz.83(スティーヴン・コヴァセヴィチ、コリン・デイヴィス)。バルトークは二十世紀音楽の我々への最大の贈り物のひとつだ。聴いているとワクワクする。ロックとかが好きな人は、すぐにバルトークがわかるのではないか。
3 Piano Concertos

3 Piano Concertos

シェーンベルク:三つのピアノ曲 op.11、五つの管弦楽曲 op.16(バレンボイム参照)。op.11 はシェーンベルクの耽美的なところを強調した演奏。美しい。それにしても、シェーンベルクの射程はどこまであるのだ。計り知れない。

スティーヴン・ミルハウザーを読む。100ページあまり読んだが、あんまり退屈なので中断。
図書館から借りてきた、常盤新平『天命を待ちながら』読了。エッセイ集。凡人たる父親としての日常を描いているようであるが、クールである。こんなにクールなエッセイを書くのに、本書には犬をどこかに入れた短編小説たちも収録されていて、人生を描いてしまっている。常盤新平には似合わないような気がした。まだ、エッセイのノスタルジア(これはクールネスと矛盾しない)ならいいのだが。人生ってのは自分には重すぎる。
天命を待ちながら

天命を待ちながら

安物の熱い紅茶オレを飲む季節になってきた。
AGF ブレンディスティック 紅茶オレ 30本入

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吉田美奈子を聴く。
深く感銘。吉田美奈子を聴かないのは間違っていることがわかった。ぼちぼち聴いていこう。それにしても、あんまり知られていない天才ってのは居るものだな。もちろん、知っている人は知っているのだろうが。
モノクローム

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