堀江敏幸『戸惑う窓』

晴。
阿呆なことに、しょうもないプログラムを作って徹夜(リンク先の画面上でたくさんクリックして下さい)。これの発展版である。こんなこと何が楽しいのかと云われそうだが、楽しいのだな。自己満足にすぎないけれど、いいではないか。仕事までちょっと寝ます(PM0:51)。

図書館から借りてきた、堀江敏幸『戸惑う窓』読了。よくもまあ、「窓」という主題を一冊にわたって離さずに、しかもこれほどハイレヴェルな文章ばかり書き続けられるものだな。その力量に驚いてしまう。この人の独特の感性は、挑戦し甲斐のあるものだ。ただここからは、インターネットの猥雑な世界は注意深く遠ざけられている。云ってみれば、引き算によって作られた文体であろう。ある意味、現代の一つの極を指し示すものである。文学通に人気なのも、故なしとしない。

戸惑う窓

戸惑う窓

二時間くらいしか寝ていないので、さすがに夜更しはやめよう。ホントはコードを書き直したいのだが。