石川美子『ロラン・バルト』

晴。
また夜更しと朝寝坊。
昨晩チェックしておいた C言語クイックソートを、Ruby に移植(参照)。ついでに Java で書かれたのも移植。
石川美子ロラン・バルト』読了。おもしろかった。ついにバルトを気負わずに書けるようになったか、という思い。落ち着いた口調で、バルトの生涯とその著作について語っている。本書も魅力的だし、本書で描かれたバルトも魅力的だ。『記号の国』という本があるように、バルトは日本を愛した人だったが、バルトの仕事が大きく転回するところに日本からのインパクトが関わっていることを、本書で初めて知った。例えば(俳句でなく)ハイク。ロマネスク。
 いわゆる「フランス現代思想」については、もう一度ボチボチ読み直してみないといけないと思っている。どうせ読み返してもわかりはしないのだが、あのサムライたちの魅力が感じられるように、非秀才的に読んでみたい。皆んな魅力的なんだよ、あの人たちは。

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Linux Mint のエディタである gedit だが、デフォルトのフォントである Monospace 10 だと何故か括弧のインデントがおかしい。仕方がないので、フォントを Liberation Mono 11 へ替えた。これで解決。
Linux Mint に、Ruby Gem である green_shoes をインストールする。GUI のためのライブラリ。Bundler で入れたのだが、これはとても楽。Gem どうしの依存関係を調べて、全部勝手にやってくれる。後はサンプルに多少手を加えて(シェバング行と、require 'bundler/setup' の追加)、実行させてみる。うまくいきました。