ダンテ『新生』

晴。のち雨。
近所での重機の音がうるさい。
音楽を聴く。■バッハ:ハープシコード協奏曲第三番BWV1054(ピノック、参照)。ハープシコードの存在感がちょっと弱い。■シューベルト弦楽四重奏曲第五番D68(メロスQ、参照)。シューベルトは、覚えられない曲はホント覚えられないなあ。■フンメル:幻想曲変ホ長調op.18(乾まどか、参照)。マイナー作曲家はおもしろいのだよなあ。精神の健康にいい。

ダンテ『新生』読了。平川祐弘訳。訳者も書いておられるが、ヒロインに著者(ダンテ)の心臓を食べさせるのはさすがにマズいだろうと云うか…。まあ、原語では「心」と「心臓」が同じ語だからだそうだが。

新生 (河出文庫)

新生 (河出文庫)


ブログのだいぶ前の理系関係の記事をちょっと見なおしてみたら、自分でも書いたことを忘れていてすごくおもしろかった。他人がわかるまいがむずかしいことも書いていて、へえという感じ。今ではそういう風には書かなくなってしまったけれど、またやってみてもいいなあと思ったり。まあ、まったく何の反響もなかったけれど(今でもないけれどね)。他人には意味ないらしいから当り前か。
 複素数については過去記事に(自分には)結構おもしろい記事があるし(これとか、それからこれなんかは基本)、自分のためにも「複素数ミニマム」をちょっと纏めておくかな。いま図書館から借りてきている本(『複素解析とその応用』)が、独習者向けで楽しいので。複素数って、簡単で奥が深いし。

しかし、ひきこもり名人・勝山実氏のブログはすごいですな。世間ではひきこもりというとカスだと思っている人が多いでしょうが、じつはここは最前線のひとつなのである。極東ブログと同じくらい役に立ちますよ、というか、じつは finalvent氏より自分はかっちゃんの方が好みである。同じような理由で、phaさんもまた最前線のひとつに立っている。最近ニートって自称しないようになったけれど。この人もよくカス扱いされるが、それはたいていはそう言う奴にこそ相応しい形容詞になっているのだ。