こともなし

休日(海の日)。晴。
音楽を聴く。■シューベルト弦楽四重奏曲第一番D18(メロスQ、参照)。メロスQはなかなかいいな。■ブラームス:二重協奏曲op.102(ギル・シャハムジャン・ワンアバド参照)。この曲は玄人向きというか、シブいブラームスの曲の中でもさらにシブい方である。人気もあまりないのだが、このようなレヴェルの高い演奏で聴くと、やはりいい曲だというのがわかる。あんまり甘くないだけで、ブラームスにはちがいないのだ。色んな演奏で聴いてみたいね。■アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第二番(ヒラリー・ハーン、ヴァレンティーナ・リシッツァ、参照)。じつに変な曲。でも、アイヴズは侮れない。それからハーンとリシッツァだが、好演であるような気がしてきた。■シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第一番(アリッサ・マルグリス、ポリーナ・レスチェンコ、参照)。不協和音満載の攻撃的な曲であるが、まさしく傑作である。現代音楽的な不協和と、ショスタコーヴィチを思わせるシリアスな深さを同居させているところが特徴だ。まさしく聴き応え充分。ルガーノ音楽祭でのライブ録音で、まったく知らない演奏者たちであるけれども、緊張感に満ちた素晴らしい演奏である。現代音楽の室内楽演奏として、第一級であると云えるだろう。

カルコス。このところ行ってなかったなと過去のエントリーを見たら、ほぼ一月ぶりだとは。いけませんね。行ってみたら、駐車場の空きを探すのに苦労するくらいだったので、慶賀である。ここが潰れたら困るので。あんまりアマゾンにばかり頼ってはいけない。そうそう、岐阜市の方ではマーサ21に、ジュンク堂紀伊國屋が大型書店を出すそうで、柳ヶ瀬高島屋の自由書房はますます苦戦を強いられそうである。自由書房は老舗なのだが、いつも考え方がアマい。どれだけ出店ミスを繰り返してきたことか。寂しいことではあるが、これではそのうち潰れるだろうな。
 しかし、本屋ヘ行くと、本の量がすごいのに改めて驚かされる。よくもこれだけ出ているな。本の入れ替わりも早くて、新刊などはあっという間に消えてしまう。何だか本屋があまり楽しくない。自分は、このところホント図書館とアマゾンばかり。読みたい本はたくさんあるのだけれどね。

 さても、プログラミングをしたいのだけれど、ネタがないなあ。それを仕事にすればもちろんあるだろうけれど、そういうのとはちがうし。「車輪の再発明はするな」とよく云われるが、もう思いつくようなことはまず誰かがやっている。でも、これってたぶん自分のスキルが低いからだよね。自由自在にプログラミングできるところまでいっていないものなあ。それにこのところ、上達のスピードも落ちている。まあ、プログラミングに限らず、伸びる時期というのはあるよね。今の自分に必要なのは、デザインパターンなどを覚えて、何とか初心者のレヴェルに達するということだろうなあ。地道な学習の時期。
 でも、独習ってむずかしい。効率が悪いのだよなあ。
 試しに「岐阜 Ruby」でぐぐってみても、めぼしいものはヒットしないね。「各務原 Ruby」だと、自分のブログがヒットしたりする(笑)。各務原でも、Ruby をやっている人はもちろん居ると思うけれども。
 別に SE になろうとかはまったく思わないが(そもそも年齢的に無理だし)、各務原程度でプログラミングを仕事にしたいなら、JavaScriptPHP という感じだなあ。結局、ホームページが作れますかということだろうね。Ruby ならもちろん Rails なのだろうが、こういう田舎では求人はまずなさそう(って Rails 知らないのですが)。
 「プログラミングのネタがない」とか言っていたら、すごいのを見つけた(参照)。なるほど、やればできると。それにしても、デザイン力があるというのは、Webサイトを作ったりするのに大きな武器だよね。
 いわゆる「GoF本」を読む(参照)。
 メモ。「Shoes! The easiest little GUI toolkit, for Ruby.」。RubyGUI ツールキット。これも。「The Green Shoes Manual // Hello!」。
 Ruby の 64bit版はじつに使いにくい。Gem が入らないこともしばしば。アンインストールして 32bit版にしようかと考えている。