こともなし

曇。のち雨。
音楽を聴く。■バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための組曲イ長調 BWV1025、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調BWV1021(ラインハルト・ゲーベル、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、参照)。■■シューベルト:「さすらい人」幻想曲(ペライア参照)。一流のピアニストとは、こんなに凄いものか。あんまり一流ばかり聴かないようにしているのだが、時々聴いてみると驚かされる。ホント、一段レヴェルが高い。
アマゾンで HMV ONLINE が販売している謎。
昼から県営プール。雨なのでシャワーが冷水だった。シャワーくらいいつでも温水にすればいいのに。

ネット上をふらふらしていて、「Ruby on RailsPHP の比較」とか、「PerlPythonRuby の比較」なんて云う記事をたくさん読んで、とてもおもしろかった。ウェブサービスなんてのはやったことがないので、RailsPHP の比較っていうのは「へえ、そんなものか」くらいの感想しか出ない。もちろん僕は初心者なりに Ruby が大好きなのだが、Rails とかは今のところやる予定はなし。というか、Rails の本ばかりで、Ruby 本体の本ももっと出してくれよと思う。
 Perl, Python, Ruby の比較っていうのは、結構熱くなるところですよね。僕は Python は知らないのだが。で、もともとは Perl でプログラミングのおもしろさを知ったので、「古い」といわれることが多い Perl だが、貶す気にはまったくなれない。技術的に枯れてきているので、ビジネスに採用しても安心というのはあるのだろうなあ。ただ、僕レヴェルの初心者が書くと、コードの可読性は低い。ちょっと経つと、見ても何をやっているのかわからなくなる。
 Ruby を熱く擁護しようというつもりはないのだが、ネット上でスクリプト例で比較してあるのをちょっと見ると、相当のスキルがありそうな雰囲気の文章を書いておられる方のでも、Ruby の経験の浅い方では Ruby らしくない書き方が多いことに気がつく。技巧的ですごそうなのだが、Ruby は「素直に」書くと書きやすい言語なのですよ(って初心者が言っても説得力がないか)。不必要にやたら inject を使って関数型プログラミングっぽかったりするのだが、すごいですね的な感じ。確かに inject すごいけど。あと、繰り返しに while を使っているとか。それから、そういうスクリプトではまず OOP で書いてないこと。折角 Ruby を「純粋オブジェクト指向言語」とよく褒めてあったりするのに、それはないでしょう。Ruby では OOP が簡単に書けるのに。これでは、手足を縛られて闘っているようなものではないか。さらに云うと、ブロックもあまり使っていない。Ruby のブロックは奥が深いのに。
 まあ、ド素人が恥ずかしいことを書くのはこれくらいにしておきましょう。Python もやりたいし、今さら Perl を学び直したくもなる。でも Java 必須だろうし、C/C++ も必須だろうし、Scala もやりたし。プログラミングっていうのは、再勉強する前はこんなにおもしろいとは思ってもみなかったなあ。しかし、何でブラウザに JavaScript が載っているのだろう。これ、やめて欲しい。
Ruby 遊び。