Perl漬け/宮脇俊三『終着駅は始発駅』

曇。
昨晩は明け方まで PAR::Packer と格闘していて、StrawberryPerl の方で一応うまくいったと思ったのだが、変なバグがあることに気付く。ぐぐりながらここにあるとおりにやってみたのだが(Makefile.PL は C:\myperl\cpan\build\PAR-Packer-1.022-AcOE8g\myldr の中にある)、どうもうまくいかないようだ。どうしてだろう? まあ、リンク先にも対症療法みたいなことが書いてあるので、仕方がないかも知れないが。ふぅ。
※追記 Makefile.PL を書きなおしてPAR::Packer をコンパイルし直してみたら、ひとまずうまくいったようです。万歳! (AM11:44)
昨日から何をやっていたのかというと、Perl の exe化と云って、Perl は元々インタプリタがインストールしてないと実行できないのだが(MacLinux には最初から入っている)、これがインストールしていない環境でも、Perl で書かれたプログラムを実行できるようにしようという企てだったのである。まあ大したプログラムなど作っていないので、あまり意味が無いといえばそうなのだが、遊びでチャレンジしてみました。あんまり変ったモジュールを使うのは無理なようだが、できて嬉しかったです。
上の記事とはあまり関係がないが、プログラミングがうまくなるコツとして、「自動化できるものはすべて自動化する」ということを挙げておられる方がいた。これは正しいかも。そしてこれはまた、Perl の得意分野なのだよね。

県営プール。
四時間くらいしか寝ていないので、眠い。
素数を生成するプログラムを、Perl で組んでみた(参照)。素数の生成式を使ったのだが、これはあまりいい方法ではなかったね。

宮脇俊三『終着駅は始発駅』読了。著者の割と初期の本(JRではなくて、まだ国鉄の時代である)。相変らず楽しい。鉄道で旅行したくなってくる。それにしても、鉄道に乗ることが主たる目的の宮脇氏なのに、その楽しみぶりがすごい。想像力の勝利であり、それは該博な歴史の知識と、よく調べられた地理感覚に支えられていて、感心させられる。鄙びたローカル線に乗っていても、下手なテレビ番組を観ているよりはよほどおもしろそうだ。そして氏はマニアを超えているのであり、大の大人が汽車ポッポなんてという含羞があるのがいい。文章も上手いのだよなあ。それも、抑制された、好ましい上手さである。まあ、こんな七面倒くさいことを云わずとも、とにかく読めばわかる楽しさだ。
 しかし、新潮文庫の宮脇さんは、だいぶ品切になっているなあ…。残念なことである。テレビの鉄道旅行の旅番組は少なくないから、需要がないことはないような気がするが。皆知らないのかな。

終着駅は始発駅 (新潮文庫)

終着駅は始発駅 (新潮文庫)