チョムスキー『統辞構造論』

晴。
音楽を聴く。■メンデルスゾーン:八重奏曲op.20(ヤナーチェクQ、スメタナQ、参照)。いい曲だし、演奏がまた素晴らしい。室内楽の好演。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第八番op.59-2(ヤナーチェクQ、参照)。偶数楽章の演奏がいい。特に第二楽章は、ここだけでこの演奏を聴くだけの価値がある。■マスネ:ピアノ協奏曲(チッコリーニ、シルヴァン・カンブルラン、参照)。フランス人作曲家らしい洒落たところと、わかりやすい名人芸を聴かせる派手な部分とが混雑した、変った曲。決して悪くなく、終楽章などはかなり気に入った。チッコリーニもさすが。

チョムスキー『統辞構造論』読了。正直言って、本書だけではよくわからない。これだけでチョムスキーが理解できる人は、余程頭がいいのだと思う。訳者解説の方がまだわかるが、チョムスキー「革命」の意義自体も、自分にはわかりかねる。これは、自分の能力のせいかな。だいたい、基本的なことだが、本書で書かれているのがいわゆる「生成文法」についてなのですか? いずれにせよ、自分には他書が必要である。


はてなブログでは、JavaScript の window.open で子ウィンドウが開けないようだな。どうも上手くいかない。