茨木のり子『言の葉さやげ』

日曜日。曇。
音楽を聴く。■マーラー交響曲第四番(アバド)。

Claudio Abbado: Mahler 10 Symphonies

Claudio Abbado: Mahler 10 Symphonies

  • アーティスト: Vienna Philharmonic Orchestra,Chicago Symphony Orchestra,Bryn Terfel,Gustav Mahler,Claudio Abbado,Waltraud Meier,Frederica von Stade,Anne Sofie von Otter,Rosemarie Lang,Berlin Philharmonic Orchestra,Cheryl Studer,Jessye Norman,Sylvia McNair,Andrea Rost,Peter Seiffert,Schoenberg Choir,Vienna Boys' Choir,Vienna State Opera Chorus,Tölz Boys' Choir,Berlin Radio Chorus,Prague Philharmonic Chorus
  • 出版社/メーカー: Dg Imports
  • 発売日: 2008/08/26
  • メディア: CD
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ハイドン:ピアノ協奏曲第三番、第八番、第十番(パルンボ、タイス、参照)。

図書館。
図書館から借りてきた、茨木のり子『言の葉さやげ』読了。雑文集とでも云うか。いま自分は堕落中なので、上手く云えないが、とにかく抜身のように危険な人だ。鮮烈な分析が飛び交っている。こういうタイプの詩人というのは、自分の無知のせいもあるかも知れないが、まず少ないような気がする。詩人として至極力があるのに、評論もおもしろいなんて、しかもそれは、確かに詩人の感受性の鋭さを以てしているわけだが、それだけではない。論理性、批評性が際立っている。先日、岩波文庫の『茨木のり子詩集』を読んだ感想にも書いたのだが、読んでいると匕首でぶすりとやられているのを感ずる。剣呑剣呑、おっかない人だ。でも、本書は、読み始めたら止められなかった、そういう本でもあるのだ。爽快。是非、本書の谷川俊太郎論や、井伏鱒二の『厄除け詩集』論、金子光晴論を読んでもらいたものである。
言の葉さやげ

言の葉さやげ