空海『秘密曼荼羅十住心論(上)』

曇。昼から雨。
音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第一番、第二番(カール・リヒター参照)。何とも禁欲的な演奏。この真面目さが好きになってきた。しかし、オケはあんまり上手くないね。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十二番op.54 (アラウ)。これがシューマンの好きな曲だったとは。でも、わかる気がする。それはきっと、第二楽章だ。シューマンの「トッカータ」に似ている。■ショパン:バラード第一番op.23、前奏曲op.28-6,28-15(ホロヴィッツ)。ホロヴィッツのピアノは聴けば惹きつけられるのだが、様式感のなさや構造が弱いのは、どうしても気になる。確かに音はすごいが、あまりにも外面的なのにウンザリさせられるのも事実なのだ。自分は、ホロヴィッツの録音がなくなってしまっても、特に残念には思わないだろう(スクリャービンラフマニノフは除く)。

Chopin: Ballades, Preludes

Chopin: Ballades, Preludes


久しぶりに市民プール。ここは盛況だな。相変らず音楽がウルサイが。どうしてプールにBGMを大音量で流す?
空海『秘密曼荼羅十住心論(上)』読了。