青柳正規『トリマルキオの饗宴』

曇。夜雨。
音楽を聴く。■ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス、マ・メール・ロワ(ネゼ=セガン、参照)。ラヴェルの様式感はきっちり捉えられている。あとは、もうちょっと色彩感が豊かだといい。マ・メール・ロワなんか、砂糖菓子のような曲なのだが、この演奏だとあまり甘くなさそう。■モーツァルト交響曲第六番K.43、第七番K.45、ト長調K.App.221(ベーム参照)。■ブルッフ弦楽四重奏曲作品九(マンハイムSQ)。これはなかなかの佳曲じゃないか。情熱的。マンハイムSQも好演。


県営プール。
青柳正規『トリマルキオの饗宴』読了。どうも読んだような気がすると思ったら、恐らくこれの元本。ラテン文学の有名なペトロニウス『サテュリコン』から、これまた有名な「トリマルキオの饗宴」を精読している。バック・ペイン。時々あるなあ。