休日。雨。
ものすごく眠る。
心はほんの少しピースがずれているだけで、飛んでもなく極端に振れてしまうことがある。むずかしいな。
昼から、ネッツトヨタでバンパーの交換。しかし、ゴールデンウィークなのに出勤とは、サービス業は大変です。
音楽を聴く。■レーガー:弦楽四重奏曲op.54-2、トリオop.77b(マンハイムSQ)。レーガーは確かに退屈なのだが、その退屈さが意外とおもしろい。もう少し聴いてみるかな。■ストラヴィンスキー:春の祭典(ゲルギエフ)。ゲルギエフは、通俗曲をいかにも通俗的に演奏する指揮者のように思ってきたが、この演奏もまたそうである。まるで、CGたっぷりのハリウッド映画の音楽のようだ。カップリングの「法悦の詩」は通俗曲とは云えないので、聴くのが楽しみ。しかし、「春の祭典」ってこんな曲だったのかねえ。ゲルギエフが正しければ、好んでこの曲を聴く理由はないような気がする。
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ジグムント・バウマン『リキッド・モダニティを読みとく』読了。著者は文庫の紹介によれば「現代社会学界を代表する理論家」だそうだが、自分には慨世家に見える。世の中は大問題に溢れているとしても、そんなに憂えてみせなくともいいのに。かしこいのだろうが、新聞などによくあるパターンで、ちょっとウンザリさせられる。自分も同じようなことをやりがちなので、気をつけよう。桑原桑原。
リキッド・モダニティを読みとく: 液状化した現代世界からの44通の手紙 (ちくま学芸文庫)
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妹一家帰る。
中沢新一『鳥の仏教』を読んで寝る。