こともなし

日曜日。曇。
カルコス。図書館。
市民公園では、「フードバトル」とか何とかをやっていて、大層混んでいた。駐車場もいっぱい。
妹一家来訪。

JavaScript に没頭する。
音楽を聴く。■バッハ:無伴奏チェロ組曲第一番、第二番、第三番(ロストロポーヴィチ)。曲の個性がくっきりと浮かび出るような演奏。リヒテルのピアノがそうであるように、ロストロポーヴィチのチェロは、チェロという楽器を超えているところがある。音楽だけが聞こえてくるというか。楽器の扱いは、むしろ軽やかだ。その点、チェロという楽器が迫ってくる、マイスキーのような演奏家とはちがうと云えよう。もちろん、どちらがいい悪いの問題ではない。それにしても、当り前だが、素晴らしい演奏だ。ずっと聴いていたいような気になってくる。

Mstislav Rostropovich Complete Emi Recordings

Mstislav Rostropovich Complete Emi Recordings

スクリャービン:ピアノ・ソナタ第三番op.23(レットベリ、参照)。悪くない演奏だ。スクリャービンを後期ロマン派音楽の崩壊点だと捉えれば、どうしても狂気じみた演奏になり、またそれは正しいわけである。この演奏はそういう行き方ではなく、クリーンな音できっちり弾かれているが、しかしこの戦慄的な曲を弾いて、決して恥ずかしい出来ではない。スクリャービンが超一級の作曲家であることを、確かに表現しているのだ。ソロ・ピアノ曲全集、じっくり聴かせて頂こう。■アルビノーニオーボエ協奏曲op.9-2,9-3(ホリガー)。op.9-2はいい曲だなあ。BGMのように聴いていたのだが、惚れ惚れしてしまった。■アバドの指揮するモーツァルト交響曲第四十一番(参照)を聴こうとしたのだが、真面目すぎておもしろくも何ともない。申し訳ないが、途中で聴き止める。■ヒンデミット:室内音楽第一番op.24(アバド)。Cool! こういう曲を振らせたら、アバドは天下無双。おもしろい!
Kammermusic 1-7 / Der Schwanendreher

Kammermusic 1-7 / Der Schwanendreher

  • アーティスト: Paul Hindemith,Claudio Abbado,David Shallon,Berlin Philharmonic Orchestra,Bavarian Radio Symphony Orchestra,Wayne Marshall,Lars Vogt
  • 出版社/メーカー: EMI Classics
  • 発売日: 2007/09/12
  • メディア: CD
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Metome を聴く。国産エレクトロニカ。かなりいい。あとは、引き出しが増えるともっといい。
OPUS Cloud

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