岡本清郷『フーリエ解析の展望』

晴。
大垣。帰りはいつもとちがう道を通ってみる。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第四番K.282(リヒテル参照)。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第一番op.78(ズーカーマン、バレンボイム)。まずまず。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

■レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第一番(ヴァーリン、ペンティネン、参照)。■バッハ:フルート・ソナタ変ホ長調BWV1031(ランパル参照)。これ、好きな曲だ。■ブラームス交響曲第四番op.98(朝比奈隆、大阪フィル)。何とユニークで感動的な演奏だろう。指揮者は二流、オケは三流かも知れないが、そんなことはいいではないか。ここには、西洋の音楽家には思いもよらなかった類の美しさに満ちている。朝比奈ファンが結構いるのも、当然のことだと思う。プロコフィエフ交響曲第一番「古典」(二台のピアノのための編曲版)(アルゲリッチブロンフマン参照)。すごい切れ味。■チャイコフスキー組曲くるみ割り人形」(二台のピアノのための編曲版)(アルゲリッチ、ミラベラ・ディーナ)。いやあ、感動した。チャイコフスキーで感動するとは。砂糖菓子のように甘い曲だが、何ともメロディがいい。最高の通俗曲だろう。

図書館から借りてきた、岡本清郷『フーリエ解析の展望』にざっと目を通す。超関数やファインマン経路積分も解説されているので、何とか読みこなしたい。ただ、優秀な読者向けで、あまり親切な記述ではないように思えた。もう少し読み込んでみる。
フーリエ解析の展望 (すうがくぶっくす)

フーリエ解析の展望 (すうがくぶっくす)