高山宏、中沢新一『インヴェンション』

日曜日。晴。
音楽を聴く。■ハイドン:ピアノ・ソナタ第四十九番(ブレンデル)。■ドビュッシー前奏曲第二巻、映像第二集、版画(アラウ、参照)。ドビュッシーは格好いい。「版画」ってこんなにいい曲だったのか。アラウはじつはすごい技巧家。■ショパン即興曲第一番、第二番、第三番、第四番「幻想即興曲」(アラウ)。

STEINWAY LEGENDS

STEINWAY LEGENDS

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十五番op.132(エマーソンSQ)。悪くはない演奏だけれども、いかにも軽量級。曲は不朽の名曲なのだが。■シューマン:アレクシスのためのカノン、クララ・ヴィークの主題による即興曲op.5(デムス)。めずらしい曲。■ベルク:五つの曲op.5(グラーフ)。■ブラームス:六つのピアノ曲op.118(コヴァセヴィチ)。悪くないが、バックハウスの演奏には及ばないな。
Piano Works

Piano Works


カルコス。図書館。
高山宏中沢新一の対談集『インヴェンション』読了。ああ、おもしろかった! 頭をぶん殴られるくらいの衝撃。超元気が出た。久しぶりに知の放蕩というものを見た感じだ。ああもう、ペダントリーというものは素晴らしい! お二人とも、もっと続けて下さいな。