曇。
音楽を聴く。■ドヴォルザーク:ロマンティックな小品集op.75、ソナチネop.100 (シャハム、参照)。メロディアス。■ショスタコーヴィチ:交響曲第一番(チェリビダッケ)。悪くないが、チェリビダッケは若い頃とはだいぶちがう。やはり晩年は、エネルギーが衰えているようだ。
- アーティスト: Sergei Celibidache,Bela Bartok,Claude Debussy,Darius Milhaud,Modest Mussorgsky,Sergei Prokofiev,Maurice Ravel,Nikolai Rimsky-Korsakov,Albert Roussel
- 出版社/メーカー: EMI CLASSICS
- 発売日: 2011/10/24
- メディア: CD
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ラーメン「まっしぐら」にて昼食。半チャンセット780円。
ロジャー・ペンローズ『宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか』読了。竹内薫訳。ペンローズは知る人ぞ知る天才物理学者で、しかも竹内薫さんの訳とあっては、読まずにはいられない。しかし、これ本当に、一般向けの本なのですか。宇宙の終わり(ビッグ・クランチ)と宇宙の始まり(ビッグ・バン)が同じだという、著者の仮説(共形サイクリック宇宙論)を述べたもので、じつにむずかしい。むずかしすぎる。一般相対性理論と量子力学(場の量子論)に精通していることを求められるが、物理を専攻している学生でも、どれだけが本書の内容を理解できるだろうか。数式なしでとあるが(巻末にまとめてある)、数式がなかったところで、どれほど容易になっているかは疑問である。まあ、自分はわけのわからない本を読むのが大好きなので、問題はなかったけれど、半分も理解できなかったようだ。我こそはという人は、是非挑戦して頂きたい。
- 作者: ロジャーペンローズ,Roger Penrose,竹内薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本
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音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第二番op.100(デュメイ、ピリス、参照)。なかなかいい。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十二番op.26(リヒテル1959)。■シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54(アルゲリッチ、アーノンクール)。これ以上ロマンティックな演奏はないだろう。終楽章を聴いていて、「天使」の住まう空間がわかったような気がする。それはすべての芸術の母体である。
- アーティスト: クレーメル(ギドン)アルゲリッチ(マルタ),シューマン,アーノンクール(ニコラウス),アルゲリッチ(マルタ),ヨーロッパ室内管弦楽団
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/01/21
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