鶴見俊輔『思い出袋』

曇のち雨。
イオンの写真屋。カルコス。15:40頃すごい雨。隣の川の水位がギリギリ。

母から借りた、鶴見俊輔『思い出袋』読了。行き当たりばったりの簡潔な思い出話とでも云うか。繰り返しは多いが、おもしろくていい本だ。しかし、本書の最後では驚かされた。著者はオバマ大統領の就任時に、「オバマは、米国を、建国以後しばらくはそうだった、『戦争をしないでやっていける国』(寺島実郎)に戻せるだろうか」(p.227)と書いているのだ。まさしく今、オバマが戦争をしようとしている。

思い出袋 (岩波新書)

思い出袋 (岩波新書)


音楽を聴く。■ショパン:練習曲集op.10, op.25(ペライア)。この演奏で聴くと、作品二五の方がじっくり聞かせる曲が多いことに気づく。op.25-4などは、今回聴いてこんな魅力的な曲だったのかと思った。ペライアのピアノは、ポリーニほど技術的に隙がないとは云えないが、けれども迫力も音楽性も充分。ショパンを堪能できる演奏だと思う。

麻雀ゲーム(参照)で遊んでつい夜更し。