福井直樹『新・自然科学としての言語学』

休日。晴。
昼食は妹一家と一緒に、皆でバーベキュー。

福井直樹『新・自然科学としての言語学』読了。生成文法についての本。黒田成幸の論文「数学と生成文法」を併録。

新・自然科学としての言語学―生成文法とは何か (ちくま学芸文庫)

新・自然科学としての言語学―生成文法とは何か (ちくま学芸文庫)


音楽を聴く。■メンデルスゾーン交響曲第三番(ミュンシュ)。普通にいい演奏。オーケストラがよく鳴って気持ちがいい。■メンデルスゾーンカプリッチョ・ブリラントop.22(グラフマン、ミュンシュ)。グラフマンのピアノの、フォルテが乱暴で音が汚い。■モーツァルト交響曲第三十五番(カザルス)。第一、第二楽章はオーソドックスな名演。でも、第三楽章はちょっと乱暴なのではないか。終楽章は、速い速い。あっという間に終ってしまう。■モーツァルト交響曲第三十九番(カザルス)。「ハフナー」の演奏と同じで、第一、第二楽章は名演、第三楽章は乱暴。メヌエットで、ざくざくリズムを刻まないで欲しいと思う。終楽章が速いのも一緒だが、評価はちょっとむずかしい。推進力、生命力をよしとすべきか。細かなニュアンスに乏しいのを否定的に採るか。■モーツァルト交響曲第三十八番(カザルス)。この曲は、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの名演があるが、それに比べるとさすがに荒い。しかし、スケールは大きく、生命感はさすが。なお、録音のせいか会場のせいか、響きがデッドで音に潤いが乏しいのは残念。
モーツァルト:後期6大交響曲集

モーツァルト:後期6大交響曲集