ランドル・コリンズ『脱常識の社会学 第二版』

曇。
県営プール。帰りに喫茶店「Jack and Betty」に寄る。ギャラリー付だと云うので見てみる。素人の絵と写真で、特に云うべきことはない。シフォンケーキ・セットを頼んでみたが、シフォンケーキも素人臭く、洗練もないし、第一さほど美味しくなかった。まあ普通、こんなものですけれど。

ランドル・コリンズ『脱常識の社会学 第二版』読了。いま一つ詰まらない。一〇分の一くらいに圧縮できないか。

脱常識の社会学 第二版――社会の読み方入門 (岩波現代文庫)

脱常識の社会学 第二版――社会の読み方入門 (岩波現代文庫)

音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第六番からトッカータ(グールド1957)。これだけで9分53秒かかる長い曲。時々ここだけ取り出して聴く。瞑想的かつ悲劇的というか、彼岸的美しさというか、とても形容の言葉がない演奏だ。天才グールド。■モーツァルト弦楽四重奏曲第十九番「不協和音」(ジュリアードSQ)。このところ、ハイドン・セットではこの曲が好きだ。冒頭の不協和音の緊張感から、なめらかな音楽が疾走し出すところがいい。終楽章も軽やか。ジュリアードSQの演奏は、文句のつけようがない好演。■シューマン:三つのロマンスop.94(ルルー、ル・サージュ)。ルルーのオーボエは絶品。■シューマン:幻想小曲集op.73(メイエ、ル・サージュ)。ピアノの強い曲。クラリネットが弱く聞こえる。