中井英夫『人外境通信』

晴。夜雨。
中井英夫『人外境通信』読了。シリーズ「トランプ譚3」である。何とも素晴らしい幻想小説である。自分には、こうした冥い幻想小説への嗜好性があるらしい。このシリーズ、本当にちびちびと読んでいる。これで残りが、あと一冊になってしまったわけだ。ところで、本シリーズの第一巻『幻想博物館』だが、読んだ筈なのに、家のどこを探しても見つからない。こうしたことは、滅多にないのだが。はて、どこへ行ってしまったものか。

新装版 とらんぷ譚3 人外境通信 (講談社文庫)

新装版 とらんぷ譚3 人外境通信 (講談社文庫)


ホロヴィッツの弾くスカルラッティを久しぶりに聴く。初めてホロヴィッツがわかったような気がするほど惹かれた。いや、スカルラッティが凄いのか、ホロヴィッツが凄いのか。天上的な美しさではないか。何という音だろう。ピアノがこんな音を出すとは。
スカルラッティ:ソナタ集

スカルラッティ:ソナタ集

Every Little Thing のベスト盤を聴いてみる。取り敢えず、Disc1 の一〇曲。悪くないけれど、平凡。女性ボーカルが気持ちいいのは確かだが。学生の頃聴いていた、九〇年代 J-Pop になんとなく似ている。と思ったら、最初のあたりはまさしく九〇年代の曲なのか。
Every Best Singles ?Complete?【通常盤】

Every Best Singles ?Complete?【通常盤】