吉田修一『日曜日たち』

好天。気持ちよく晴れているなあ。
プール。

2012年秋・冬_24


吉田修一『日曜日たち』読了。連作短編集。最初はいかにものラブ・ストーリーかと思ったのだが、単にそれに留まらないから吉田修一は読める。各短篇はゆるやかに繋がっていて、最後は仕掛けが利いている。いつも思うことだが、吉田修一には筆力があって、読ませる力があるのだ。例えば、都会のことも田舎のことも書けるし、オシャレにも泥臭くも書けるしね。
日曜日たち (講談社文庫)

日曜日たち (講談社文庫)