晴。
シェイクスピア『じゃじゃ馬馴らし』読了。ドタバタ劇。
- 作者: ウィリアムシェイクスピア,松岡和子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/08/09
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- 作者: 島田雅彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/09/20
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- 作者: クロードシュヴァレー,Claude Chevalley,齋藤正彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/06/01
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ああ、それにしても、もったいなくてちびちび読んでいたのだが、到頭読み終わってしまった。次は、『野生の科学』でも再読するか。そうそう、忘れていた、本書所収の中沢さん自身によるたくさんの写真、これがまたなかなか面白いのです。
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ロリン・マゼール指揮ベルリン・フィルの演奏で、ツェムリンスキーの叙情交響曲op.18を聴く。マーラーの影響を感じさせる、表現主義的な曲である。交響曲+歌曲という構成は、それこそマーラーの「大地の歌」を思わせるが、曲はそれほど「大地の歌」との類似は感じさせない。ライナーノーツによれば、歌詞はタゴールの詩から採られているらしいが、英訳どころかドイツ語版すらライナーノーツに載っていないので、内容がわかりかねるのが残念だ(もちろん実際に歌われているドイツ語の歌詞は、自分には耳で聞き取れないのである)。無調音楽ではないが、カデンツによる解決は最後まで延々と引き伸ばされている。統一した主題のようなものは、自分の耳ではわからなかった。どうも統一感に欠けるところも感じるが、また美しい部分もたくさんある。後期ロマン派の最後だと云えるだろう。なお、マゼールの指揮は色彩感豊かで、緻密なものである。
- アーティスト: Lorin Maazel,Fischer-Dieskau
- 出版社/メーカー: Brilliant Classics
- 発売日: 2009/07/21
- メディア: CD
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