休日。晴のち曇。
音楽を聴く。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第六番、第七番(スターン)。■シューマン:アンダンテと変奏op.46、カノン形式の六つの練習曲(二台のピノのためのドビュッシー編曲版)op.56、東洋の絵op.66(ルサージュ他)。op.56のドビュッシー編曲版がおもしろい。いい意味で甘く、感傷的。
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ヨラム・バウマン『この世で一番おもしろいマクロ経済学』読了。ミクロ版に続く第二弾。マクロ経済学を知らない人が最初に読む本として想定されていて、中身はかなり高度なことまで、とてもわかりやすく書いてある。一般市民にいま必要な経済学の知識はマクロ的なもので、本書程度の知識が市民の常識となることは、不可能ではないし、必要なことでもある。いまの日本の経済政策について、どうして消費増税がいけないのかとか、デフレや円高の放置がいけないかとかを知るは、本書程度の知識がどうしても必要だ。ミクロ編と併せ読まれたいと思う。
などと偉そうな書き方をしたが、自分もまだまだ勉強不足だ。さっさとマンキューのマクロでも読まねばなるまいな。
この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講
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