雨のち曇。
モーツァルトの弦楽四重奏曲第十八番や、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第一番を聴く。
「フランス・オーボエ名曲集」なるディスクを聴く。オーボエはシェレンベルガー、ピアノはケーネン。プーランク以外は初めて聴く曲ばかりだ。冒頭のサン=サーンスのオーボエ・ソナタから、耳が惹きつけられる。曲云々よりも、オーボエの朗々たる響きがいい。この曲、オーボエの甘くやわらかい音を堪能するには、シンプルでなかなかいいのではないか。プーランクのソナタは名曲。もう少しエスプリを利かせるというか、音色に変化がある方が、よかったかも知れない。デュティユーのソナタは初めて聴くが、これもなかなかの傑作ではないか。デュティユー、もっと聴いてみたくなりました。全体的に、シェレンベルガーのオーボエの響きが、生理的にとても気持ちがよい。ボザやベネットも、このオーボエで聴く限り悪くない。知らない曲をいい演奏で楽しめて満足です。
岩波文庫『旧約聖書 ヨブ記』読了。
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