三島由紀夫『裸体と衣裳』

晴。
「恵那」にて昼食。
三島由紀夫『裸体と衣裳』読了。日本語離れした、強靭な散文。非常に抽象的な議論がなされるのも、またそうである。それでいて、日本文化の伝統が血肉化されている。三島は空疎だなどと聞いた風なことをいう前に、きちんと読んでみる必要があるだろう。簡単に却けられる作家ではない。

裸体と衣裳 (新潮文庫)

裸体と衣裳 (新潮文庫)


市の中央図書館。県の図書館から取り寄せてもらった本を借りに行く。志賀浩二先生の『解析入門30講』です。
頭の中を、ハイドンのピアノ・ソナタ(Hob.XVI/50)が駆け巡っている…
 You Tube で聴くと、ブレンデルはやはりさすが。ラン・ランはどの曲でもそうだが、ここでも乱暴で、デリカシーがなさすぎる。どうして欧米ではあれほどに人気なのかわからない。奴ら、きちんと聴いていないのでは?