ポオ『詩と詩論』

日曜日。晴。
カルコス。「新潮」6月号の中沢新一「『自然史過程』について・2」を立ち読み。帰宅してPCで検索していたら、中沢に対する胸の悪くなるようなひどい罵倒を目にしてしまい、いやな気分になる。
ポオ『詩と詩論』読了。「ユリイカ」は岩波文庫の八木訳と比べると、かなり印象がちがう。第一、本書のはですます調で、八木訳はである調だ。また、本書のは古めかしい文章で、八木訳は現代のありふれた散文である。
 それから、どこかの出版社で、ポオの書評も纏めてくれないかな。文庫で出してくれるともっといい。

ポオ詩と詩論 (創元推理文庫 522-5)

ポオ詩と詩論 (創元推理文庫 522-5)