ハイドンのピアノ・ソナタHob.XVI:34/畑中章宏『柳田国男と今和次郎』

雨のち曇。
畑中章宏『柳田国男今和次郎』読了。

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)


ブレンデルの弾く、ハイドンのピアノ・ソナタホ短調Hob.XVI:34を聴く。偏愛の曲。ハイドンは本当に素晴らしい。特にピアノ・ソナタと、弦楽四重奏が好きだ。またこのブレンデルの演奏が、過不足ない上にきわめて美しい。ここでのハイドンは、ベートーヴェンに負けずデモーニッシュだ。そして(とりわけ終楽章の)長調短調の間の自由な転調は、まるでモーツァルトのようだ。
20世紀の偉大なるピアニストたち?アルフレッド・ブレンデル

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You Tube ではバックハウスの演奏(こちら)がある。ちょっとテンポが早すぎるきらいがあるが。下の演奏は、Sergey Kuznetsov(セルゲイ・クズネツォフ)とかいうピアニストのもので、なかなかいい。