引き続き遠山啓『代数的構造』を読む

日曜日。曇。
カルコスへ行った以外は、ずっと遠山啓の『代数的構造』を読み解いていた。なかなか進まない。第三章第一〇節「自己同型」のところが、いまひとつわからない。具体的にいうと、CがBの正規部分群になるのはわかるのだが、どうしてA(G)がB/Cと同型になるのか。BとA(G)の違いは何だろう。うーん。
岩波全書の『群論』の該当箇所(p.80)は完全にわかったのだが、『代数的構造』の方はそれとだいぶん違う。応用しようとしたのだが、うまくいかない。具体的な例で考えてみるか。「準同型定理」は、両方ともよくわかったのだが。
もう午前三時を過ぎてしまった。いい加減にして寝よう。

群論 (岩波全書 261)

群論 (岩波全書 261)