佐藤次高『イスラームの「英雄」サラディン』/ジャン・モリス『ヴェネツィア帝国への旅』

曇。
昨晩は早く寝てしまった。十時間以上寝たのではないか。
プール。どうも今日は疲れた。イオン。
佐藤次高イスラームの「英雄」サラディン』読了。アラビア語資料を基にした、優れた歴史書。読みやすくもあり、サラディンのことを知るには本書がいいのではないか。

ジャン・モリス『ヴェネツィア帝国への旅』読了。ヴェネツィアが関係した土地や島について述べながら、順々にヴェネツィアの歴史的エピソードを綴る、肩の凝らない歴史書風の読み物とでも云えるだろうか。塩野七生の『海の都の物語』をちょっと思い出した。塩野本よりは、エッセイっぽいし、旅行記っぽい。なかなかよく書けていると思う。
ヴェネツィア帝国への旅 (講談社学術文庫)

ヴェネツィア帝国への旅 (講談社学術文庫)