晴。
ポリーニの新譜である、ブラームスのピアノ協奏曲第一番を聴く。指揮はティーレマン、シュターツカペレ・ドレスデン。日録に書く。
- 作者: ベリンスキー,除村吉太郎
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- 作者: レールモントフ,一条正美
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坂本龍一の「スコラ」古典派(2)(3)を視る(録画)。(2)はハイドンとソナタ形式、(3)はモーツァルトの魅力。ベートーヴェンのピアノソナタ第一番を使って、ソナタ形式を説明するのが面白かった。テレビだから、楽譜が出るのだよなあ。これがいい。ハイドンの弦楽四重奏曲の一部を実演してくれる、古典弦楽四重奏団も素晴らしいではないか。室内楽好きとしては、ちょっと看過できない。自分はハイドン、好きだなあ。あと、バーンスタイン格好いい。
(3)のモーツァルトの魅力、いうことなし。坂本教授が挙げた、交響曲第四十一番の終楽章は自分もとても好きだが、楽曲分析で、シンプル極まりない主題が、半音階進行で延々と引き伸ばされているところなど、改めてその革新性というか破綻っぷりというかに驚いた。ここがまた、実際に聞きどころなのだよね。天才、モーツァルト。
それから、生徒たちのワークショップの悪戦苦闘ぶりも面白い。坂本教授の提示した動機から、ソナタ形式の第一主題と第二主題を作るのだ。ソナタを書くのも大変なのだな。次回、提示部を作ってくるのが宿題なので、これも楽しみ。