ベリンスキー『ロシヤ文学評論集1』

晴。
ベリンスキー『ロシヤ文学評論集1』読了。訳者の除村吉太郎については、先日の若松英輔の本で知った。本書はたまたま積ん読になっていたもので、こんな本を持っていたのかと自分でも驚いた。ドストエフスキーを初めて見出した文章がやはりすごい。処女作から既に、ドストエフスキーの特色を鋭く見抜いている。

ロシヤ文学評論集 1 (岩波文庫 赤 643-1)

ロシヤ文学評論集 1 (岩波文庫 赤 643-1)