清水幾太郎『流言蜚語』

晴。酷暑。
「3pigs」にて昼食。
清水幾太郎『流言蜚語』読了。今日はやりの社会学だが、清水幾太郎の名を見かけなくなって久しい。読みやすいと云われた文章も、確かに古めかしく思われるようになった。しかしこの人は、自分の頭で考えられる学者であった。関東大震災についての体験記など、読者を巻き込んでいく力がある。

流言蜚語 (ちくま学芸文庫)

流言蜚語 (ちくま学芸文庫)