曇のち晴。
大垣。BOOK OFF大垣バイパス店。
大きいムカデが出る。蒸し暑いからなあ。
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グールドのライブ録音つづき。1957年レニングラード・リサイタルのベートーヴェン、ピアノ協奏曲第二番。普通の演奏ではないか! 極め細かいニュアンスがじつにナチュラルで、知らずに聴いたら誰もグールドだとは思うまい。リパッティとすら思うかも。ふくらみのある音で、まったく美しいピアノ。オケが乱暴なのが残念で仕方がない。オケがよければ、名演と称せたろうに。
ベートーヴェンの第二番はかなり好きな曲なのだが、比較のために、併録されているバッハの協奏曲第一番の第一楽章を聴き始めたら、深く捕らえられてしまった。バッハの中でも、屈指の名曲だとあらためて思う。やはりグールドのバッハだ。ライブでこれを聴いた聴衆は、棍棒で頭を殴られたような衝撃だったのではないか。
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