フロイド/イェンゼン『文学と精神分析/グラディヴァ』

曇。昼から土砂降り。
フロイド/イェンゼン『文学と精神分析/グラディヴァ』読了。イェンゼンの短編小説「グラディヴァ」と、フロイトによるその分析(「妄想と夢」)。フロイトの分析は多くの人の憤激を買ったが、いま読むとほとんど当り前なほど妥当だと感じる。特にこの論文は、よく出来ていると思う。夢、無意識、検閲などについての、古典的な分析になっている。

文学と精神分析―グラディヴァ (角川文庫)

文学と精神分析―グラディヴァ (角川文庫)