晴。
渡辺慧『知るということ』読了。副題「認識学序説」。論理学における確率の導入など。本書の扱っているような題目は、自分にとってはあまり興味がなく、したがって苦手な分野でもあるのだが、一度はきちんとやっておかないといけないだろうな。論理実証主義やその批判など、いずれもどうでもいいように思えてしまう。科学基礎論も、概ねポパーが妥当に思えるくらいで、特に重箱の隅をつつくような議論は退屈だ。認識を数学で詰めていく、か。いや、先入観に惑わされていては、よくないだろうな。
- 作者: 渡辺慧
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/06/10
- メディア: 文庫
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