高木仁三郎『市民科学者として生きる』

曇。
高木仁三郎『市民科学者として生きる』読了。今回の原発災害に対して積極的に情報を出し、大きな影響を与えている「原子力資料情報室」は、著者によって発展させられたものである。読むだけで世界の見方が変ってくるような本だ。著者がいま生きておられたら(2000年逝去)、どう発言されていたろうか。それにしても、自分のことであるが、無知というものは怖ろしいとつくづく思う。

市民科学者として生きる (岩波新書)

市民科学者として生きる (岩波新書)